世界会議2日目。
朝から韓国でもっとも有名で、もっとも警備の厳しい場所へ向かいます!
そこは・・・
板門店です。
ここは、以前韓国に来たときも訪問しましたが、今回は参加者がみな行った事が無いということで、俺としては2回目でしたが一緒に行くことにしました。
まずは、キャンプボニパスにて、板門店の経緯をビデオで説明してもらいました。
なんか、以前来たときは、あまり気にしていなかったのですが、実は韓国と北朝鮮は、いまだ持って停戦中なのだそうです。
ということは、またいつ戦争が始まってもおかしくないの???と思いましたが・・・
板門店という場所は、JSA(Joint Security Area)と呼ばれる場所で
国連軍と北朝鮮軍によって警備されている、共同警備区域ということです。
だから、国連軍といっても、現場にいるのは韓国の徴兵制度で任務に来ている
韓国の兵士と、北朝鮮の兵士によって国境線を境に守られています。
キャンプボニパスからは、国連軍のバスに乗り換えて板門店まで向かいます。
途中2箇所くらい、ゲートを越えました。
そこには、金網が設置してあり、韓国と北朝鮮の国境を何百キロとさえぎっているのだそうです。
左手前に見える青い建物が、軍事停戦会議が行われる会談場です。
韓国と北朝鮮の国境線上に建っています。
奥に見えるのは、北朝鮮の板門閣です。
北朝鮮側から板門店を訪問すると、ここから会談場に入ることになります。
右側の写真は、監視塔です。
とにかく、いたるところにカメラが設置してあります。
会談場に入りました、
ここに入ると、国境を越えて北朝鮮側に入ることが出来ます。
俺たちが、中で見学をしていると、北朝鮮側の兵士が警備にやってきました。
やはり、食糧事情が悪いのか、痩せていて高校生くらいの子供のような体つきですね。北朝鮮側の兵士にジェスチャーをしたり、声をかけたりしてはいけないと言われていましたが、写真撮影だけはOKをもらっていたので、撮りましたが、チラチラとカメラ目線を送っていましたね~
やはり、北側から出たい憧れがあるのでしょうか・・・?
それとも、怪しげな奴だと見られていたんでしょうかね~
2枚の写真は、「帰らざる橋」と呼ばれている橋です。
映画の「JSA」でも、ここを警備する兵士の話だったと思いますが・・・違ったかな?
ここで捕虜になった者が、北に行くか南に行くか決め、決めた以上また元に戻れないということから「帰らざる橋」と呼ばれたそうです。
この橋の近くには、「ポプラ事件の切り株跡」の石碑もありました。
この場所には、昔南北の境界線にポプラ並木がありました。1976年8月18日、当時国連軍側が警備所の視野を覆っていたポプラの木を切ろうとしたところ、北朝鮮側がそれを阻止しようとして、ボニバス大尉とバレット中尉を斧で切り殺したという悲しい事件がありました。その時の慰霊碑が今ポプラの切り株の跡に建てられています。その時の写真を見ましたが、恐ろしい話です。
北朝鮮側にある国旗掲揚塔です。世界最大らしく160mもあるそうですわ。韓国側にももう少し低い国旗掲揚塔が建っていますが、それに対抗して作ったらしいですわ。
周りにはマンションらしき建物もたくさん見えますが、実はココには窓ガラスも無ければ人も住んでいないとのことです。韓国側に北朝鮮を宣伝するためだけに作られた村だそうです。
そのため、ガイドさんは「宣伝村」と言ってました。正確には「ギジョンドン村」というらしいですけどね。
しかし、この国旗掲揚塔の高さも異常だと思いますが、この大きさからして、この国旗の大きさにはホント驚かされますね~。
この後、キャンプボニパスに戻り、バスを乗り換え、昼食場所へ向かいました。
以前来たときには、このキャンプボニパスの中の食堂で兵士の人と一緒にご飯を食べた覚えがあったんだかけど、今は、中では食事できないみたいだね・・・残念。
写真が無いのが残念だけど、昼食を食べた場所は、何も無いような区画整理された場所にあるおみやげ物やも一緒になった建物だった・・・というかおみやげ物やは、やってない感じだったけどね。
それにしても驚いたのが、周りに何も無いようなこの昼食会場の前にラ○ホテルが乱立しているのは凄かったね~
ソウルから結構遠い場所だし、周りには何も無い感じだったけど、こんなにホテルがあってみんな来てるのかな~?なんて思ったよ。
てか、中がどんなんになってるか見てみたかったね~日本のと変わらんのかね~?